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【光市母子殺害】「この国は絶対に人の命を軽んじ、不正義をまかり通せる国ではない」
 
 
【2008/04/24 01:32】
 
 
山口県光市で99年4月、母子を殺害したとして殺人と強姦(ごうかん)致死罪などに問われた当時18歳の元少年(27)に対する差し戻し控訴審の判決公判が22日午前、広島高裁であった。楢崎康英裁判長は「強姦の目的や計画性も否定できない」として、求刑通り死刑を言い渡した。元少年が差し戻し審になって新供述を展開したことを「不自然不合理」とし、弁護側が主張した情状面について「斟酌(しんしゃく)する理由はみじんもない」と述べた。

 最高裁は06年6月、高裁が認めた情状酌量理由を「死刑を回避するには不十分」として1、2審の無期懲役判決を破棄し、高裁に差し戻した。

 判決によると、元少年は99年4月14日、光市のアパートに住む会社員、本村洋さん(32)方に排水管検査を装って上がり込み、妻の弥生さん(当時23歳)を強姦目的で襲い、抵抗されたため手で首を絞めて殺害。泣き続ける長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけた上、首にひもを巻き付けて絞殺した。

 元少年は差し戻し審の公判で、弥生さん殺害について「甘えたい気持ちで抱きつき、反撃され押さえつけたら動かなくなった」とし、夕夏ちゃんについて「泣きやまないので抱いてあやしていたら落とした。首を絞めた認識はない」と述べた。

 供述を変えた理由については、「自白調書は警察や検察に押し付けられ、1、2審は弁護人が無期懲役が妥当と判断して争ってくれなかった」とした。

 判決は「弁護人から捜査段階の調書を差し入れられ、『初めて真実と異なることが記載されているのに気づいた』とするが、ありえない」と、元少年の主張を退けた。

 また、弥生さんの殺害方法について元少年が「押し倒して逆手で首を押さえているうちに亡くなった」としたのに対しても、「不自然な体勢で圧迫死させるのは困難と考えられ、右手で首を押さえていたことを『(元少年が)感触さえ覚えていない』というのは不自然。到底信用できない」とした。夕夏ちゃん殺害についても、「供述は信用できない」と否定した。

 また、元少年が強姦行為について「弥生さんを生き返らせるため」としたことについて、「(荒唐無稽こうとうむけい)な発想であり、死体を前にしてこのようなことを思いつくとは疑わしい」と退けた。

 判決は、「身勝手かつ、自己中心的で、(被害者の)人格を無視した卑劣な犯行」と断じた。

 1、2審は殺害の計画性の無さや更生可能性を重視して無期懲役を選択。最高裁は強姦目的や殺害方法などの事実認定を「揺るぎない」と判断し、情状面からも「量刑は不当で、著しく正義に反する」として審理を差し戻した。

 事件当時、元少年は18歳30日。少年法は18歳未満の被告に死刑を科すことを禁じている。2審の無期懲役判決を差し戻した死刑求刑事件は戦後3例目だが、他の2件は死刑が確定している。【大沢瑞季、安部拓輝、川辺康広】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080422-00000006-maiall-soci
※事件概要など

・アパートで主婦、本村弥生さん(当時23歳)を暴行目的で襲って殺害。遺体を陵辱後、母の遺体に泣きながらはって寄ってくる夕夏ちゃん(同11カ月)を持ち上げて床に叩きつけ、それでもなお母の所へ来ようとするところを絞殺。財布を盗んだ。
 山口地裁は(1)犯行時は18歳と30日で発育途上(2)法廷で涙を浮かべた様子から更生の可能性あり(3)生育環境に同情すべき点あり、などから無期懲役を言い渡した。

※元少年が知人に出した手紙など
・「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
・「犬がかわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…罪でしょうか」
・『もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』
・『オレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時は、完全究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも』
・(被害者に対して)『ま、しゃーないですね今更。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』


※安田弁護士(死刑廃止派)らの意見…弁護団は21人構成
・「遺体を強姦したのは、生き返らせるための魔術的儀式」
・「強姦目的じゃなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」
・「(夕夏ちゃんを殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ」


※心理鑑定・日本福祉大学の加藤幸雄教授の意見
・「私なら、世間に“性暴力ストーリー”と受け取らせず、“母胎回帰ストーリー”と示せた」
・「専門家のサポートがあれば、更生の可能性がある」


※元少年の質問回答
・「ロールプレイングゲーム感覚で、排水検査装った」
・「ピンポンダッシュ遊びして、たまたま本村さんの家に入った」
・「赤ちゃんの遺体を押し入れの天袋に隠したのは、ドラえもんが何とかしてくれると思った」
・「赤ちゃんをあやそうと抱いたら、手が滑って頭から落ちた」
・「死んだあとで服を脱がしたのは、女性だったら恥ずかしくて反応するかと思って」
・「精子を女性の体内に入れたら、生き返ると本で読んだ」


そして弁護士団の橋下弁護士に対する反論
・弁護士が被告人の利益のために活動するのは当然だろう。


参考(私情中心):2007年9月21日 当ブログ記事↓「絶対に許せない事件 「光市母子殺害事件」 ←ついにこのネタについて書きます。」
http://emocchi.blog60.fc2.com/blog-entry-327.html



長かった。
俺がこう思うくらいだから、本村さんにとっては本当に長い9年間だっただろう。

正義の判決が下されるまで9年もの時間を要した。

様々な事件がある中で、こんなに憤りを感じる事件もそうない。

今回の裁判の要約を読んだが素晴らしい判決文だった。
しかしこれを受けて、まだ意味不明の詭弁をたれる弁護士がいる。
こういうのは弁護活動とは言わない。

弁護士法はその第1条で
「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」と定めている。

つまり、弁護士の使命は二つ。

「人権の擁護」「正義の実現」である。

 そして裁判においての社会正義の実現は、決して弁護士が単独に負う使命ではなく、司法に携わる者の全てが等しく使命として受け持つもの。
 で、あるから刑事裁判は、裁判官と検察官と弁護士の三者が共同の作業で社会正義を実現するものであって、単に対立する二者と判定者で勝ち負けのゲームを演じているのではない。
 この裁判における弁護活動では、社会正義を実現するという根本部分を忘れ、被告人を弁護することのみに執着しているように感じる。


今回の判決後の弁護側のコメント

安田弁護士
「けれど今の彼は違うんですよ。『裁判所はどう認めようと私の贖罪(しょくざい)と反省は変わらない』といっているわけだから。私はさらに大きく成長したなと思っているんです。判決では反省するように期待したといっているが、むしろ彼はそれを超えたと思っている。最高裁と今の判決を見ていると、被告人がこの法廷で反省の意を表すれば裁判所の判断は変わったのか、となるわけですよ。本人が反省すれば判断は変わったというのは荒唐無稽(むけい)といっていい。今まで重大な事件を起こしたほとんどの人が本当に反省していましたが、結果の重大性ゆえに死刑になってきたんです。その歴史を今日の判決は無視しているんだろうと思います」

「(今回の判決で)凶悪な事件は原則として死刑なんだ、死刑を回避するためにはそれなりの合理性と正当性がなければならないと、立証責任を転換してしまった。『無罪推定の原則』とか『疑わしきは被告人の利益』といった哲学にまったく反している」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000007-mai-soci


これは、いったい何を言いたいのだろう??
死刑判決が言い渡されるのを予測し、最初からマスコミに向けた言葉を用意していたのかと疑問に感じるような発言。あの判決文を聞いた上で、このコメントでしょw
何をどう理解して、何が言いたいのか俺にはさっぱり分からない。



殺人事件において死刑判決を宣告する際は、永山判決の死刑適用基準の判例を参考にしている場合が多く「永山基準」と呼ばれる。

永山基準では
(1)犯罪の性質
(2)動機
(3)態様、特に殺害方法の執拗(しつよう)さや残虐さ
(4)結果の重大さ、特に殺害被害者数
(5)遺族の被害感情
(6)社会的影響
(7)犯人の年齢
(8)前科
(9)犯行後の情状-

を考慮し、刑事責任が極めて重大で、罪と罰の均衡や犯罪予防の観点からやむを得ない場合には、死刑の選択も許されるとした。

(8)を除き、死刑執行は永山基準を逸脱したものではない(現在の少年法でも、18歳、19歳の少年については、死刑を科すことができるとされています)。
しかし、1、2審では、この基準にはない「矯正の可能性」を組み入れることで、無期懲役という判決を下し、死刑を避けた。

それを受けて最高裁では、「矯正可能性を否定し、「量刑は不当で、著しく正義に反する」として審理を差し戻した。


そうですよね??


>>最高裁と今の判決を見ていると、被告人がこの法廷で反省の意を表すれば
>>裁判所の判断は変わったのか、となるわけですよ。本人が反省すれば
>>判断は変わったというのは荒唐無稽(むけい)といっていい。


この安田氏の発言は、裁判の流れを全く理解しておらず、主客転倒した虚言といえる。

審理を差し戻された高裁では、死刑を避けるに到った「矯正可能性」の検証を行った(高裁判決後の被告人の一変した言動から、もう一度行う必要があった)。

「矯正可能性の検証を行う」のであるから、弁護側は「被告が反省し苦しんでいる」こと(すなわち矯正可能性があること)、それを立証しなければならなかった。

この場合において立証責任は、「原告側」ではなく「被告側」にあると考えるのが自然だと思うが。



>>(今回の判決で)凶悪な事件は原則として死刑なんだ、死刑を回避するためには
>>それなりの合理性と正当性がなければならないと、立証責任を転換してしまった。



今裁判では、永山基準に則り、死刑を満たす要件が合理的に立証されたように思う(以下判決文引用)。

(1)犯罪の性質
 被害者方に至り、排水検査の作業員を装い、信用されたのに乗じて室内に上がり込み、同女が若くてかわいかったことから、強姦によってでも性行為をしたいという気持ちを抑えきれなくなり、同女のすきを見て背後から抱きつくなどしたところ、激しく抵抗された。そこで被告人は、同女を殺害して姦淫した。さらに被害児が激しく泣き続けていたことから、泣き声を付近住民が聞きつけて犯行が発覚することを恐れ、同児が泣き止まないことにも腹を立て、同児をも殺害したものである。

 いずれも極めて短絡的かつ自己中心的な犯行。しかも第1の犯行は自己の性欲を満たすため、被害者の人格を無視した卑劣な犯行である。


(2)動機および(3)態様、特に殺害方法の執拗(しつよう)さや残虐さ
弥生さんへの犯行:
 美人な奥さんと無理矢理にでもセックスをしたいと思い、排水検査を装って各室の呼び鈴を押して回り、7棟の被害者方で排水検査を装ったところ、被害者に招じ入れられたことなどから、被害者を強姦しようと企て、その背後から抱きつきあおむけに倒して馬乗りになるなどしたが、激しく抵抗されたため、殺害した上で目的を遂げようと決意し、同女の頚部(けいぶ)を両手で強く絞めつけ、同女を窒息死させた上で強いて姦淫。

夕夏ちゃんへの犯行:
 弥生さんへの犯行時、夕夏ちゃんが激しく泣き続けたため、付近住民に犯行が発覚することを恐れるとともに、泣き止まない同児に激高して、その殺害を決意し、同児を床にたたきつけるなどした上、首にひもを巻き強く引っ張って絞めつけ、同児を窒息死させて殺害。

 強姦および殺人の強固な犯意の下に、何ら落ち度のない2名の生命と尊厳を踏みにじったものであり、冷酷、残虐にして非人間的な所業である。

窃盗:
 被害者方から逃走する際、地域振興券などの入った財布を持ち去った。地域振興券などを小遣いとして使おうなどと考えて財布を盗んだものであり、その利欲的な動機に酌むべき点はない。


(4)結果の重大さ、特に殺害被害者数
 被害者ら2名は死亡しており、結果は極めて重大である。被害者は一家3人でつつましいながらも平穏で幸せな生活を送っていたにもかかわらず、最も安全であるはずの自宅において、23歳の若さで突如として絶命させられたものであり、その苦痛や恐怖、無念さは察するに余りある。


(5)遺族の被害感情
 一度に妻と子を失った被害者の夫ら遺族の悲嘆の情や喪失感、絶望感は甚だしく、憤りも激しい。しかし、被告人は慰謝の措置といえるようなことを一切していない。遺族の処罰感情は峻烈を極めている。


(6)社会的影響
 白昼、ごく普通の家庭の母子が自らには何の責められるべき点もないのに自宅で惨殺された事件として、地域住民や社会に大きな衝撃と不安を与えたもの


(7)犯人の年齢
 その精神的成熟度および可塑性について十分考慮すべきではあるものの、少年法51条は死刑適用の可否につき18歳未満か以上かという形式的基準を設けるほか、精神的成熟度および可塑性といった要件を求めていないことに徴すれば、年長少年について、精神的成熟度が不十分で可塑性が認められる場合に、死刑の選択を回避すべきであるなどという弁護人の主張には賛同し難い。
 たしかに、被告人の人格や精神の未熟が本件各犯行の背景にあることは否定し難い。しかし、各犯行の罪質、動機、態様にかんがみると、これらの点は量刑上考慮すべき事情ではあるものの、死刑の選択を回避するに足りる特に酌量すべき事情であるとまではいえない。


(8)前科
被告人には、前科や見るベき非行歴は認められない。しかし、本件各犯行の態様、犯行後の行動などに照らすと、その犯罪的傾向には軽視できないものがある。


(9)犯行後の情状
犯行の発覚を遅らせるため、被害児の遺体を押し入れの天袋に投げ入れ、被害者の遺体を押し入れの下段に隠すなどしたほか、被害者方から自分の指紋のついたスプレーやペンチを持ち出して隠匿するなど、罪証隠滅工作をした。また、窃取した財布の中にあった地域振興券でゲーム用のカードを購入するなどしており、犯行後の情状も芳しくない。


弁護側が主張してきた内容を一つ一つ合理的に否定しながら、これらの事象を見事に導き出した素晴らしい判決文だった。

これほどまでに合理的に導きだされた死刑判決を覆すには、それなりの合理的・正当的理由が必要。裁判官は、間違ったことを言っていないのでしょw

やっぱり思う。
立証責任はもはや原告側ではない。
死刑判決を覆すには、覆すだけの正当な理由を立証する責任が被告側・弁護側にある。



それでは、ここからは見事な今高等裁判の立証をどうぞ↓
これを間近で聞いていたにも関わらず、弁護側は「(司法は)立証責任を果たしてない」「立証責任を転嫁している」と主張してるのです。だからワケが分からへんのよw

青:被告側の主張
赤:司法の判断

 一貫して強姦するつもりがなかったことを伝えてきたが、前弁護人がそれを法廷で伝えなかった。今になって新たに言い出したことではない。

 「強姦するつもりがなかった」と、被告人から伝え聞いた弁護人が、死刑の可否が争われている重大事件において、強姦の犯意を争わないということは通常考えにくい。


 被害者の頚部(けいぶ)を両手で絞めつけたことはない。
 弥生さんの右腕を自分の左手で押さえ、自分の頭より上に伸ばした右手で同女の身体を押さえ、右半身に体重がかかるようにして両足で踏ん張っていたところ、同女は徐々に力がなくなっていき動かなくなった。


 被害者の遺体所見と整合せず、不自然な点がある。
 そのような体勢で被害者の頚部を圧迫した場合、被告人の右親指にも圧力が加わり、被告人自身が痛みを感じることになるため、窒息死させるほどの強い力で圧迫し続けることができるのか、いささか疑問である。
 被告人の右手のひらは、間に右親指が挟まって被害者の頚部とほとんど接触しないため、被告人の人さし指に対応する蒼白帯Dの長さが11センチにも達することになるとは考えにくい。
 被告人の供述する両者の位置関係からすれば、被害者は容易に被告人の頭部を攻撃することができたのであるから、左手で頭部を殴るなり頭髪をつかんで引っ張るなりして、抵抗するはずであるにもかかわらず、被告人が頚部を圧迫している間の被害者の動きについて、極めてあいまいにしか供述していない。



 性欲を満たすために被害者を姦淫したことや、強姦の犯意および計画性を否認

 被告人は被害者の死亡を確認した後、その乳房を露出させてもてあそび、姦淫行為におよび射精しているところ、この一連の行為をみる限り、性欲を満たすため姦淫行為に及んだと推認するのが合理的。


 被害者が死亡していることに気付いた後、山田風太郎の「魔界転生」という小説にあるように、姦淫することによって復活の儀式ができると思っていたから、生き返って欲しいという思いで被害者を姦淫した

 被告人は姦淫した後すぐに被害者の遺体を押し入れの中に入れており、脈や呼吸を確認するなど同女が生き返ったかどうか確認する行為を一切していない。被告人の行動をみる限り、被害者を姦淫した目的が同女を生き返らせることにあったとみることはできない。
 死者が女性の胎内に生まれ変わりこの世に現れるというのは、「魔界転生」という小説の骨格をなす事項であって、実際に「魔界転生」を読んだ者であれば、それを誤って記憶するはずがなく、したがって、その小説を読んだ記憶から、死んだ女性を生き返らせるために姦淫するという発想が浮かぶこともあり得ない。



 被害者を通して亡くなった実母を見ており、お母さんに甘えたいという気持ちから被害者に抱きついた。

 被告人は捜査のごく初期の段階から一貫して、強姦するつもりで被害者に抱きついた旨供述しており、第1審公判においても、強姦しようと思った時期について供述し、襲ってもあまり抵抗しないのではないか、多少抵抗を受けても強姦できると思いこんだ旨供述している。


 戸別訪問をしたのは人との会話を通して寂しさを紛らわし、何らかのぬくもりが欲しかったからであり、強姦を目的とした物色行為をしたのではない

 被告人は各部屋を訪問した際、玄関で「排水検査に来ました。トイレの水を流してください」などと言うのみで、その住民が水を流して玄関に戻っても、会話しようという素振りもなく立ち去ったり、住民がトイレの水を流している間に玄関に戻って来るのを待つことなく立ち去っている。このような被告人の行動は人との会話を通して寂しさを紛らわすために訪問した者の行動として、不自然との感を免れない。


 加藤意見では、本件は強姦目的の事案ではなく、母胎回帰ストーリーともいうべき動機が存在するという。すなわち、被告人は母子一体の世界(幼児的万能感)を希求する気持ちが大きい。
 被告人を優しく部屋に招き入れてくれ、赤ん坊を抱く被害者の中に、亡くなった母親の香りを感じ、母親類似の愛着的心情を投影し、甘えを受け入れて欲しいという感情を抑えることができなくなり抱きついたところ、予期しない抵抗にあって平常心を失い、過剰反応として反撃した。


 加藤意見は被告人の新供述に全面的に依拠している。
 人恋しさから戸別訪問をした、玄関で対応した被害者が被害児を抱いていた、被害者に甘えたくて抱きついた、被害者を生き返らせるために姦淫したという供述自体が到底信用できないのであるから、新供述に依拠している加藤意見はその前提を欠いており失当である。



 被害者方と被告人方とが近接した場所にあり、しかも、被告人が戸別訪問の際、勤務先の作業服を着て勤務先を名乗り、身元を明らかにしているなどとして、本件のような犯行をすれば、被告人が犯人であることが発覚する恐れが高いのであるから、被告人は戸別訪問をする際、強姦目的を有していなかった。

 被告人は差し戻し前控訴審の公判において、戸別訪問をしている時点では、作業服の左胸に会社名が書かれていることを忘れていた旨供述し、第1審公判では、父親に迷惑がかかるという考えは全くなかった旨供述しており、戸別訪問していた時点において、犯行が発覚することにまで考えが及んでいなかったことがうかがわれることも併せ考えると、弁護人指摘の点を考慮しても、強姦の計画性は否定されない。


 同児にひもを巻いたことすら分からない状態にあった。
 
 被告人が被害児の頚部(けいぶ)にひもを二重に巻いた上、ちょう結びにしたことは証拠上明らかであり、そのような動作をしたことの記憶が完全に欠落しているという被告人の供述は、その内容自体が不自然不合理である。
 しかも、被告人の新供述は旧供述に依拠した第1審判決の認定事実と全く異なる内容であるにもかかわらず、被告人は事件から8年以上経過した当審公判に至って初めて、そのような供述をしたのである。弁護人が被害児に対する殺人の成否を争わなかったとは考えられない。この供述経過は、極めて不自然不合理である。



 被害者方から出るときに布テープ、ペンチおよび洗浄剤スプレーを持って出て、3棟に着いた後、布テープと勘違いして財布を持ち出したことに気付いた。

 財布はその形状、大きさ、色などにおいて、布テープと全く異なっていることに照らすと、布テープと勘違いして財布を持ち出した旨の被告人の当審公判供述は、その内容自体がかなり不自然。
 被告人は捜査段階から、財布を窃取したことを一貫して認めて具体的に供述していた。



本当に見事な判決文。

これを受けて、弁護側は上告するんでしょw
さて、どんな合理的な理由が出てくるんでしょうか。ある意味、楽しみやね。

とにかく死刑判決で良かった。
本村さん、本当にお疲れ様でした・・・。

「この国は絶対に人の命を軽んじ、不正義をまかり通せる国ではない」

これが立証できたこと。
不可解な事件が連続している今の日本にとって、大きな一歩やね。


それでは最後に。。。
また朝日新聞記者が凄い質問しましたね↓



またかw
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テーマ:光市母子殺害事件 - ジャンル:ニュース

 
 
 
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この記事に対するコメント
 
 

v-99去年の日記から。。。。。
まったくブレていない意見、スバラシイです。。。

ていうか、最高裁が無期懲役をひっくり返した(正当な判断を出した)のは、ありがたかったです。

本村さんの活動や、このブログのような声(意志)が、「(6)社会的影響」の後押しに、絶対なっているハズ。。。

それでも悔しいのは、本村さんの奥さんと娘は帰ってこないコト。。。
【2008/04/24 06:20】 URL | TM #mQop/nM. [ 編集]


待ってました!管理人さんがこの件について熱く記事をかいてくれることを。

記者会見をみても、本村さんは司法について本当によく勉強しているのがわかりました。
あんなにも真っ向から真剣に立ち向かっていく本村さんに対して、被告人とその弁護士による被害者と遺族への数々の侮蔑・・・今考えても、腸が煮えくり返ります。
個人的な感情論になってしまいますが、絶対に負けて欲しくなかった。
とにかくわたしも死刑判決がでて、ほっとしております。これ以外の判決なんて、わたしは認めたくないです。
【2008/04/25 00:39】 URL | Rouis #- [ 編集]


まずは、お二人に挨拶から。。。

TMさん

ここでのコメントはお初ですね^^
本当に毎回、ありがとうございます。いつも色んなご意見、大変ありがたく感じています。
いつも期待していただき大変ありがたいのですが、もう少し待ってください。今はなかなか更新できないでいます・・・。

Rouisさん

>>あんなにも真っ向から真剣に立ち向かっていく本村さんに対して、
>>被告人とその弁護士による被害者と遺族への数々の侮蔑・・・今考えても、腸が煮えくり返ります。

遺族の気持ちは、本当に我々の想像を絶するものだと思います。
今回の弁護活動って、なんなんだろうと。被告人を弁護することのみに執着しているような気がしてなりません。


さて、この件についてですが。

今回の事件は、死刑は相当ではない、ということで私宛に直接メールを送って頂いた方がいらっしゃいます。

ブログ上で私の反論を書かせて頂く旨は伝えてはいるものの、かなり過激なことを書いていらっしゃり、一文一文にどう返答していいものかと悩んでいる次第です。

私は、この事件、「死刑に相当する」と思っています。「加害者が少年」ということに過剰に反応しているわけではなく、むしろ大人であれば間違いなく死刑に相当するものを「少年」という理由で死刑が免れることに問題があると思っています。

「私(送り主)のように論理的に自論を示してみろ」
と、挑戦状たるものを頂きました。
論理的な文章だとは全く思わなかったのですが、あまりにも挑発的な文章なので、対応しようかなと思っております。

どうやら私は「マスコミに見事に洗脳された人間」「オカルト的」らしいです。

マスコミにねぇw

長くこのブログを見て頂いている、お二方。
いつから私はマスコミに洗脳されてるんでしょうかねぇw

まぁ、返答のため、今は文章を作っている段階です。

近日公開しますw
【2008/04/28 00:54】 URL | 管理人 #GpT49UKE [ 編集]

 
 
 
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